バイヤーは派手な人と思いがち。

洋服を買いにくるお客様のニーズを聞き取り、流行の形や色の相談にのり、売りつけるのである。その店のバイヤーはその当時私より7歳ほど年上であった。ジーンズショップだったのに、彼女は一人だけヒラヒラしたスーツを着て、ハイヒールをカツカツならしていた。口紅は真っ赤で、耳には大きな金色のフープイヤリング。両手の指に指輪を5~6個もはめ、ブレスレットもじゃらじゃらと着けていた。ネックレスも長いのをじゃらじゃらと。第一印象はこの人って何者?である。時々接客もしている。でも、そんな社員は知らないのである。暫くしてから彼女がバイヤーであることを知った。それからというものバイヤーとはキラキラと派手な人物であるとすっかり刷り込まれてしまったのである。